501 M・Kさんのマルセイユタロット基礎クラスレポート

マルセイユタロット基礎クラス、第5期受講生、M・Kさんのクラスレポートです。

tarot2_LA・PARESSE

M・Kさんのソウルカード 2の斎王

「タロットクラスを受講して」

 

私とタロットの最初の出会いは絵美先生にリーディングをして頂いた時でした。

 

以前受講させて頂いたアロマテラピークラスで絵美先生とのご縁を頂いて、タロットの話を伺ううちにタロットリーディングをして頂きたい!と何かに引き寄せられるように強く思いました。

 

その時の質問内容は「これからどうするべきか?これからの生き方にアドバイスが欲しい」というような漠然としたものだったのですが、的確なリーディングをして頂いてとても驚きました。その時、自分の気持ちや思いを具体的に言葉にして伝えることはしなかったのに、自分自身でも明確に認識していなかった内面的な声までをタロットが聞き取ってくれて、その時の私に必要なメッセージを送ってくれたということを強く感じました。

 

単なる占いとは異なる不思議な魅力を感じて、タロットについてもっと学びたいと思いタロットクラスを受講することになったのはごく自然の流れだったと思います。

 

クラス1回目で「タロットとは心の鏡である」「タロットは潜在意識をうつす道具である」ということを学びましたが、これはまさに私が初めてリーディングして頂いた時に体験したことです。

 

自分の事は自分が一番よく分かっていると思いがちですが、実は分かっていなかったり見えていないことの方が多いものです。また、日々生活する中でつい自分に都合のいい考え方をしたり、ひとつの観念に縛られて視野が狭くなったりしてしまいます。タロットによって映し出される自分の無意識の部分、潜在意識に気付くことで、自分の考えを客観的に捉える事ができるようになり、深い洞察力を身に付けることができると教えて頂いてとても勇気づけられ、これからの講義がますます楽しみになりました。

 

タロットの歴史についての講義も大変興味深いものでした。
17世紀初めに原型となるものが作られましたが、その後長い歴史の中で変遷して商業的な成功を求めてカードの象徴が抜けたものや絵柄もいろいろとアレンジされたものがたくさん作られたとのことです。現在でももはや何のカードか分からないようなアレンジをされたカードをよく見かけます。

 

そうした中でマルセイユタロットだけが変わることなく現在まで継承されてきていることに驚くとともに、古代から大切に受け継がれてきた歴史の重みを感じて、真摯な態度で向き合わないといけないと思いました。

 

最初に大アルカナ22枚のマンダラの描き方を教えて頂きましたが、最初はマンダラを描くのにもやたらと時間がかかり、このカードの一枚一枚から象徴を読み取り、さらにリーディングしていくなんて私に出来るだろうかと少し不安になりました。

 

しかし毎回の授業でカード1枚1枚の象徴が表している意味を教えて頂き、自分でもカードに触れる回数が増えるにつれ、今まで未知の世界の遠い存在であったタロットカードが少しずつこちらに歩み寄ってくれるような、少し親しみのようなものを感じるようになっていきました。

 

3回目の授業でカードの人格化を学びました。生年月日からパーソナルカードとソウルカードを算出します。
授業中、さっそく自分、家族のそれぞれを計算しました。それぞれのキャラクターをよく言い当てていて感心するばかりでした。自分や家族のパーソナルカード、ソウルカードについては今でも事ある毎に思い起こしてみて、また深く考えさせられたり、改めて納得したり、その度に新しい気付きもあったりします。

 

そのほか動的展開法、視線カードの読み方、場所や時期を占う方法などを教えて頂きました。それぞれが生活の中で生かせるものであるためリーディングの練習も楽しいものでした。

 

古代から伝わる思考方式である四大元素については、とても奥が深く理解するにはまだまだ道は遠そうです。絵美先生がぜひまた特別講座を開いて下さらないかと、これはまた改めてお願いしたいと思っています。

 

何だか気になる、興味があるということで私はタロットの勉強をスタートしました。
何か漠然としているけれど、自分のこれからの生き方、周りの出来事の捉え方、人間関係についてなど、これからどうしていくのがよいのか迷うことも多く、何か助けになるものが欲しかったのかもしれません。

 

全8回のタロットクラスも残すところあと1回となりました。
まだまだ未熟なリーディングしかできませんが、「実践していくことで自分の考えを客観的に捉えることができ深い洞察力を身に付けることができる」ように、これからも練習を重ねていきたいと思います。

 

数のないカードの「愚者」は21のカード「世界」を目指して、魂の成長を求めて旅をします。
折に触れて引いてみるタロットカードにある時はそれでいいから前に進みなさいと力強く背中を押してもらい、またある時は立ち止まってよく考えてみなさいと見落としていたものに気付かされながら、助けられながら、私の魂も成長していけたらと思います。

 

不思議で神秘的なタロットの世界からの導きが、これからもいろいろな場面で私の助けとなり力となってくれると確信しています。

 

こんな素晴らしいタロットとの出会いを導いて下さった絵美先生に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

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